一枚の曖昧な入力カードを受け取り、確率の異なる四つの選択肢を一度に送り出す卓上判断機の切り紙風イラスト

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Cloudflareの判断モデルClefがOllamaに追加 選択肢の確率をローカルで返す

2026年10月3日
3分
AI観測
一次情報@ollama on X
#Ollama#Cloudflare#Clef#ローカルAI

Ollama公式Xは10月3日、Cloudflareの判断モデルClefとClef-FlashをOllamaで利用できるようになったと伝えた。大事なのは、ローカルで動くモデルが二つ増えたことだけではない。文章の続きを生成する代わりに、あらかじめ許可した選択肢を採点し、その確率をまとめて返すモデルがOllamaへ入った。

現在はollama pull clefとollama pull clef-flashで取得できる。Clefのlatest版は27B・Q4_K_Mで約18GB、Clef-Flashのlatest版は9.08B・Q8_0で約11GBと掲載されている。

生成ではなく、候補を一度に採点する

Cloudflareの発表によると、Clef系は質問スキーマに並べた選択肢を非自己回帰、つまり文章を一語ずつ続けない一回の処理で採点する。返るのは型の決まった回答と確率だ。Ollamaの判断APIでは、候補から一つを選ぶchoice、命題が真である確率、順序付きのscoreを同じ要求で扱える。

たとえば画像分類、バグ報告のラベル付け、問い合わせ先の振り分けで、自由文をもう一度プログラム側が解釈する工程を減らせる。使う側から見ると、これはチャットの代替というより、アプリの分岐点へ差し込む判定部品に近い。

27BのClefは精度重視、9BのClef-Flashは遅延重視という位置付けだ。ただし、これは提供元の説明であり、Cloudflare掲載の評価でもFlashが常に高精度なわけではない。タスクによってClef、Flash、比較対象のJevの順位は入れ替わるため、軽いモデルがそのまま万能版という話ではない。

ローカル利用はHTTP APIが入口

10月3日に確認した現行資料では、利用にはOllama 0.35.1以降が必要で、要求は/v1/systemoneへ送る。モデルの取得はCLIでできる一方、判断の対話実行はOllama CLIと公式Python・JavaScriptライブラリには未対応とされ、HTTP APIまたはTypeSafe SDKを使う必要がある。

画像はbase64化したPNG、JPEG、WebPだけを受け付け、画像URLとdata URLは不可。画像だけを渡すこともできず、判断の文脈を示すstateが必須だ。ここは一般的なマルチモーダルAPIから持ち替える際に、実装を直しやすいポイントだろう。

コンテキスト長には資料間の差も残る。CloudflareとOllamaの説明は64K対応とする一方、Ollamaのlatest設定はnum_ctx: 16384で、Cloudflareのモデルカードにあるローカル例も既定値を16,384としている。実効上限と既定値の関係は明記されていない。長い入力を前提に選ぶなら、64Kをそのまま初期状態の上限とみなさない方が安全だ。

参考資料

参照したX投稿

Ollama(@ollama)の元投稿

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