
Editor’s Note
XピックアップOpenCodeでGPT-6.1 Solが利用可能に 選び方とAPIの制約
OpenCodeは日本時間9月30日未明、GPT-6.1 Solが利用可能になったと公式Xで発表した。OpenAIが9月29日に導入した新モデルを、普段のコーディング環境から選べるようになった格好だ。注目点はモデル名の追加だけではない。従来のGPT-6 Solや上位のAstraとどう使い分けるか、ツールを呼ぶ実装で何を変える必要があるかが判断材料になる。
Solから6.1へ、Astraとの間をどう見るか
OpenAIは安全性資料でGPT-6.1 SolをGPT-6系列の最新モデルファミリーと位置づけた。モデルページでは、複雑なコーディング、コンピューター操作、専門業務を想定し、Astraに近い性能をより低コストで提供する選択肢だとしている。これは提供者による位置づけで、価格差やOpenCode上の実効性能をこちらで確かめた結果ではない。
GPT-6 Solとの比較では、OpenAIは本番由来の難しいプロンプトを使った安全性評価8カテゴリーのうち5カテゴリーで6.1 Solが上回ったと報告している。ただし、これもOpenAI自身の評価であり、OpenCode上のコーディング速度や成功率を測ったベンチマークではない。少なくとも「Astraの代替」と決め打ちするより、Sol系の新しい実務向け候補として手元の課題で比較するのが現実的だ。
OpenCodeでは接続してからモデルを選ぶ
9月30日に確認したOpenCodeの接続手順では、/connectを開いてOpenAIを選び、ChatGPT Plus/Proで認証するかAPIキーを設定する。その後、/modelsから利用モデルを選択する流れだ。
一方、今回のX投稿がいう「利用可能」がOpenAIへの直接接続、OpenCode Zen、OpenCode Goのどの経路を指すかは、公開資料だけでは確定できない。静的な推奨モデル一覧にも調査時点でGPT-6.1 Solの記載がなく、経路ごとの料金や利用上限が同じかも不明だ。まず自分の接続先のモデル一覧に表示されるかを確認したい。
ツール利用はResponses APIが前提
正式なAPIモデルIDはgpt-6.1-sol。OpenAIのモデル仕様によると、ツール呼び出しにはResponses APIが必要で、Chat Completionsはツールを使わない場合に限って対応する。エージェント実装では、モデル名だけを差し替えて済むとは限らない。
推論強度はlow、medium、high、xhigh、maxに対応する。GPT-6の利用ガイドとモデル仕様を照らすと、GPT-6 Solで選べるnoneは6.1 Solでは使えず、minimalにも非対応だ。ファインチューニングも利用できない。既存フローを移すなら、まずAPIの種類、推論強度、ツール呼び出しの3点を確認するのがよさそうだ。
参考資料
- OpenCode:Providers
- OpenAI API:GPT-6.1 Sol Model
- OpenAI:Addendum to GPT-6 Astra System Card: GPT-6.1 Sol
- OpenAI API:Using GPT-6


