
Editor’s Note
XピックアップOpenCode Go、Gemini 4 Argon Contributorを月額10ドルの期間限定枠に追加
OpenCodeは日本時間10月14日、月額10ドルのOpenCode GoにGemini 4 Argonを追加し、11月30日まで月60ドル相当を使えると案内した。ただし、現在のGo公式資料に載る名前は「Gemini 4 Argon Contributor」だ。通常の従量課金版とはモデルIDも枠の計算単価も異なり、データの扱いにも見逃せない条件がある。
同じArgonでも、入口と計算単価が違う
Goの公式資料では、通常30ドル相当の月間枠を期間限定で2倍の60ドル相当にすると説明している。Go側のモデルIDはgemini-4-argon-contributorで、枠の消費計算は入力4ドル・出力20ドル/100万トークンだ。
一方、通常のモデル一覧にあるgemini-4-argonは、50%割引の入力2ドル・出力10ドル/100万トークンで従量課金される。名前が近くても、同じ料金経路として比べることはできない。Contributor版と通常版で技術的能力、コンテキスト長、レート制限まで同一かは、OpenCode資料からは判断できない。
通常版については、Googleが10月13日に安定版IDとして一般提供を発表した。公式仕様ではテキストに加えて画像、動画、音声、PDFを入力でき、出力はテキスト。画像・音声生成、Live API、明示的キャッシュには対応しない。
60ドル枠には、5時間と週間の上限もある
60ドル相当は一度に使い切れる枠ではない。Goはモデルごとに月間枠の20%を5時間上限、50%を週間上限に設定する。Argon Contributorの目安は5時間440リクエスト、週間1,080、月間2,120だが、実際の回数は各リクエストの内容で変わる。長いコードベースを読ませる用途では、月間の数字だけで余裕を見積もらないほうがよい。
利用手順は、OpenCode ConsoleでGoを契約してAPIキーを取得し、OpenCodeの/connectでGoへ接続、/modelsからモデルを選ぶ流れだ。上限後も残高を用意して「Use balance」を有効にすれば、従量課金へ切り替えられる。
Contributor版で先に確認したいこと
Contributor版はゼロデータ保持(ZDR)の対象ではなく、プロンプトと生成結果が将来のGoogleモデルの学習に使われる場合がある。公開コードの試行には魅力的な価格でも、機密コードや非公開情報を入れる作業では、この条件が選択を左右する。
なお、OpenCodeのX投稿は終了日を11月30日としている一方、10月14日に確認したGo資料は「期間限定の2倍」とだけ記し、終了日や終了後に30ドル相当へ戻るかを明記していない。現時点ではXの案内が具体的だが、モデル一覧や上限は今後変わり得るとも記載されている。導入前にConsole上の最新条件を見直すのが安全だ。
参考資料
- Go | OpenCode
- Models | OpenCode
- Gemini 4 Argon: Built to solve your hardest problems(Google)
- Gemini 4 Argon | Gemini API


