
Editor’s Note
XピックアップOpenCode Go Teams提供開始 メンバー別の利用枠を会社で一括請求
OpenCodeは10月30日(日本時間)、個人向けだったOpenCode Goをチームで使える「Go Teams」の提供開始をXで発表した。変わったのは、単に人数を増やせることではない。各メンバーに独立した利用枠を持たせながら、支払いは会社単位にまとめられる。開発者ごとの残量を守りつつ、経費処理を一本化したいチームには分かりやすい拡張だ。
個人契約の共有ではなく、メンバーごとの枠
10月31日に確認したGoの公式文書では、従来のGoとGo Plusは1人だけのワークスペースが対象だ。複数人を招待するにはGo Teamsへのアップグレードが必要になり、契約後はワークスペースの各メンバーが自分の利用状況と上限を確認できる。メンバー管理とワークスペースの説明を合わせて読むと、一つの共用枠を早い者勝ちで消費する仕組みではなく、人数分の独立枠を会社の契約へ束ねる設計だと分かる。
既存のGoまたはGo Plusから移行する場合、当月の未使用分は精算される。一方、月の途中で加わったメンバーには参加時点で20ドルが請求され、1か月分の利用枠が付く。請求の公式文書にもあるこの扱いは、途中参加を日割りと考えているチームが先に押さえておきたい点だ。
接続は3段階、対象外と追加課金にも注意
導入はOpenCode ConsoleでGo Teamsを購読してAPIキーを取得し、OpenCodeのTUIで/connectからOpenCode Goへ接続、続いて/modelsでモデルを選ぶ流れになる。利用可能なモデルは変更され得るため、導入時点の一覧をConsoleで見るのが確実だ。
もう一つ大事なのが対象範囲だ。Go Teamsはワークスペースの全メンバーに適用されるが、サービスアカウントは対象外。CIや自動処理の認証まで同じ契約で賄う想定には向かない。また、個別枠を使い切った後に従量課金残高へ切り替える「Extra Usage」は初期状態で有効だが、設定で無効にできる。独立した枠は予算管理をしやすくする一方、参加日の請求と上限後の挙動まで決めて初めて、会社向けの運用になる。


